#14【膝に水が溜まって困っている人必見!!~原因と改善法~】

膝に水が溜まってて困ってます…。このような方々が沢山いらっしゃいます。半数以上の方が整形外科にて診断を受け、溜まっている水を抜きヒアルロン酸注射をする。この繰り返しをひたすら行っているような気がします。さて、これで改善された方はどれ程いらっしゃるのでしょうか。今回は、「膝に水が溜まる」をテーマにお話し致します。

【はじめに】

膝に水が溜まることを「関節水腫」と呼ばれます。関節の中には"関節包"という関節を包む丈夫な袋状の組織があり、関節水腫はその関節包の中に通常より多くの関節液が溜まっている状態です。これは関節液を生成する滑膜に炎症が起き、分泌と回収のバランスが崩れることで起こります。主な原因としては、「変形性関節症」「半月板損傷」などがあげられます。水が溜まる関節水腫の患者数を指す直接的なデータは現在見つかりませんが、原因とされる変形性膝関節症は【#6】でも記したように約2,500万人もの患者数が現在いるとされています。これほどの患者数がいて、臨床数(治療実績)も十分にあるにも関わらず改善した方がみられないのはどうしてでしょうか。きっとみなさんの親族・友人・知人の中で「関節水腫」の方、治療を繰り返すが中々改善が見込めない方がいるのではないでしょうか。

改善を目的に治療を受ける上で最も不利益なことは、同じ治療を繰り返すことです。治療を受ける全ての方の最初の目的は恐らく症状の改善だと思います。しかし、治療を受け続けることでいつしか目的が改善ではなく治療を受けることに変わっている方が多いようです。一向に改善が見込めずただお金と時間を費やしてしまうのでは、勿体ないだけでなく体も不健康になります。これだけの患者数と臨床数があるにも関わらず、症状が変化しないのであれば何か他に明確な原因があるのではと考えることが大切です。痛いから病院へ行く、水が溜まったから抜きに行くではなく、視野を広く持ち明確な原因を探し出そうとすることがその方の未来を左右すると思います。

【なぜ水が溜まるのか】

上記文では、関節水腫の主な原因として「変形性膝関節症」や「半月板損傷」などと述べておりますが、これは一般的に整形外科などで言われる見解、ネットで検索して表示されるものとしてご紹介を致しました。一方、姿勢科学的な視点からこの問題を捉えた場合の考え方をご紹介いたします。まず水が溜まる仕組みを詳しく説くと、そもそも膝は上から大腿骨と脛骨、そして中間に膝のお皿と言われる膝蓋骨の主に3つの骨から構成されています。膝は上半身の体重を支える為に丈夫で安定しておく必要があります。その為、大腿骨の末端は丸みを帯びた1点ではなく、2点に分かれて隆起しており力を分散するような構造となっております。【#6】で記したように、膝は安定且つしなやかさも必要とする非常に矛盾した部位になっており、屈曲伸展をスムーズに繰り返すことで快適な歩行を可能にしているのです。

屈曲伸展をスムーズにしている部位に大きな負荷がかかる訳なので、ちょっと姿勢が傾くことで重心バランスが左右乱れて関節のかみ合いが上手くいかず、半月板(軟骨組織)が薄れて骨同士が干渉してやがて変形していきます。その際に、動かしにくくなった膝をスムーズに動かそうと体内で生産された潤滑液(ヒアルロン酸)を膝に流し込むのです。これは、けがをしたら自然に治癒する力や運動をすると心拍数を上げて血液循環を加速させることなどと同じように、人間が生まれながらに持つ本能的な作用です。しかし、関節包や潤滑液不足で動かなくなった訳ではないので、そこに液が流れてきても関節は動かないので溜まる一方です。この状態が「関節水腫」なのです。

↓病院での詳細

【日本整形外科学会】

【なぜ天然よりも人口を選ぶの?】

関節水腫の手術以外の治療法として、ヒアルロン酸注射があげられます。この注射治療は膝の動きを滑らかにして軟骨を保護することを目的に行われます。内容は、溜まった水を1度抜いてヒアルロン酸注射を注入するというものです。要は体内で生産された潤滑液(ヒアルロン酸)を抜いて人口で作られたヒアルロン酸を入れるので、膝に溜まっているヒアルロン酸を天然から人口に入れ替えているだけなのです。ここまでを理解してもなお続けようとする方は、果たしていらっしゃるでしょうか。恐らく病院の先生が言うからとりあえず毎回行っているという方がほとんどでしょう。

【改善法】

ここまで順を追って理解するとだんだん改善の為の方法が見えてきたのではないでしょうか。膝の関節上のトラブルが起因となり潤滑液(ヒアルロン酸)が溜まっているのであれば膝関節のかみ合わせの調整をすれば潤滑液が溜まることなどないのです。しかし、ここで膝の治療をすれば治ると思ってしまうと間違いです。
もっと深堀りして、ではなぜ膝関節がトラブるのかということを考えるのです。水が溜まらずとも膝に症状を持たれている方は非常に多いです。膝を痛めるのにも必ず理由があります。

そこでもう1度膝の役割を確認すると、膝は体重負荷がかかりやすい位置にあるにも関わらず、歩行する為にもスムーズな屈曲伸展が求められる矛盾した部位です。人間は目線を水平垂直に保つために体のあらゆる箇所を傾けたり歪めたりします。その中でも膝は上半身の傾きの帳尻をとってくれる役割を担っている為、上が傾けばおのずと膝を傾けて目線のバランスを保つのです。となると、膝が傾いている(左右差が生じている)=上半身が傾いているという風に考えられ、それが腰なのか肩なのか首なのか…。つまり姿勢が変化しているということなので、単純に姿勢を正しくすることが改善の方法だと考えられます。

膝が痛いから膝の治療ではなく、原因を探れば腰の回旋によって膝がカバーしてくれている場合。首が傾いているから膝を曲げて左右バランスをとってくれている場合なども十分に考えれらるので、症状に対してなぜそうなっているのかと、とにかく疑問を抱きその疑問を解決(原因を見つける)することが何より大切です。

↓膝についての詳細

【膝の宿命】

【まとめ】

膝に水が溜まるという「関節水腫」は姿勢変化による膝関節に問題が起きた結果的な症状であると考えられます。もっと言うと「変形性膝関節症」や「半月板損傷」すらも姿勢変化による結果的症状であると考えることができます。ですので、これらの場合の治療法として注射を打ち続けることや湿布、リハビリなどで改善するとは到底考え難いです。今もなお患者数が減少していかないのは無理もありません。患者様が一時的な処置を求められるのであれば今までと同じ対処の仕方で問題ないと思いますが、改善したいと思われるのであれば考えを改め、明確な原因を見つけることから始めましょう。そして一時的な処置で体をごまかし続けることもやまめしょう。最低限の刺激で健康になる方法がきっとある筈です。視野を広く持った考え方次第であなたの将来を大きく変化させることができます。私共にそのお手伝いをさせていただけるとより嬉しく思います。

”最後に”
当院は、整体院や整骨院とは異なり、対処療法ではなく科学的根拠に基づいた姿勢調整を行うことで、不調の改善と健康維持を目指す「健康支援センター」です。姿勢科学の分野をまだ知らない・自分に合ったケアがまだわからない方へ、早くこの手が届きますように!そんな思いで、日々活動しています。

↓店舗詳細

【KCSセンターからつ院PR動画】