みなさんは、肩こりや腰痛などの症状をお持ちですか?何でも便利になっていく世の中で、スマートフォンを見る時間が増えたりデスクワーク業務が増えたりと姿勢不良により症状を抱える方が沢山いらっしゃいます。症状改善を図るときに恐らく「治療院」へ来院される方が過半数以上だと思います。治療院といえば、整体院・接骨院・鍼灸院など国内には、あらゆる治療院が存在しており、これらは何がどう違ってどこに行けばいいのか。という疑問を多くの方がお持ちなので今回は「治療院」に関してお話しようと思います。
【はじめに】

みなさんは、整体や接骨院などの治療院に対してどのような印象をお持ちでしょうか。誰にでもできそうな仕事、すごく勉強しないといけない仕事、電気を当てにいくとこ、病院で治らなかったら行くとこ、どこに行っても結局は良くならないなど、人それぞれに価値観があると思います。「整体と接骨院てどう違うの?」といった質問は何回聞いたことでしょう。また、「行った時だけ良くなる」これもあちこちで聞こえてくる言葉ですね。このように世間の治療院に対するイメージはあまり良くないことの方が多いようです。本来、症状を改善してお客様に喜ばる良いイメージを持っていただける職種なはずなのに一体なぜなのでしょう。
【国家資格について】

手技療法(機械などは使わず施術者の手により施される治療法のこと)の業種の中で国家資格とされているのは柔道整復師です。国家資格=国が認めた資格ということであり、保険証が適応され低価格で施術が受けられるうえ信用性が増しますよね。しかし、なぜ柔道整復師が国家資格になっているのか、施術内容は何が専門なのか。この豆知識を得ると、ちょっと考えが変わると思います。
そもそも、柔道整復師はなぜ「柔道」なのでしょうか。それは、柔道整復師が国家資格になる由来(※所説あります)とも関係しますが、昔は現代よりも柔道が盛んに行われていました。全国各地域で柔道を競い合って切磋琢磨していたようです。すると当然、負傷者が出てきます。当時の医者は物凄く地位の高い存在であり、病院で受診することは非常に高価であり、現代のように一般の方が誰でも気軽に受診できるような環境ではなかった為、柔道によって負傷した患者を診る専門家を手配したようです。これが「柔道整復師」です。その為、柔道整復師は【骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)】の症状をもった患者様に対して施術(治療)を施すことを専門としています。
ここで考えていただきたいです。【骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)】の症状をもった患者様に対しての施術を国(厚生労働省)が認めているということは、それ以外の症状の患者様に対しての施術は国家資格外(認められていない)ということになります。みなさんの症状で考えてみると、柔道整復師が専門としている5つの症状に当てはまりますか?多くの方が、病院で検査しても骨には異常がなかった。という状態で来院される方がほとんどであるように、要は壊れてはいないが肩こりや腰痛があるという状態に置かれている方が多い筈です。これらを通して伝えたいことは、専門性が違うということです。
国家資格である柔道整復師が在籍している接骨院だと私の症状は治る。という考えは大きな誤りであり、骨折や脱臼をしていれば受診する必要がありますが、そうではなく別の症状があるのであれば、残念ながらそこでは改善する治療は受けられません。保有資格専門外の治療を施すことは容認されていないのです。業種によって保有している資格の専門性を見分けることが肝心です。
そもそも、柔道整復師はなぜ「柔道」なのでしょうか。それは、柔道整復師が国家資格になる由来(※所説あります)とも関係しますが、昔は現代よりも柔道が盛んに行われていました。全国各地域で柔道を競い合って切磋琢磨していたようです。すると当然、負傷者が出てきます。当時の医者は物凄く地位の高い存在であり、病院で受診することは非常に高価であり、現代のように一般の方が誰でも気軽に受診できるような環境ではなかった為、柔道によって負傷した患者を診る専門家を手配したようです。これが「柔道整復師」です。その為、柔道整復師は【骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)】の症状をもった患者様に対して施術(治療)を施すことを専門としています。
ここで考えていただきたいです。【骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)】の症状をもった患者様に対しての施術を国(厚生労働省)が認めているということは、それ以外の症状の患者様に対しての施術は国家資格外(認められていない)ということになります。みなさんの症状で考えてみると、柔道整復師が専門としている5つの症状に当てはまりますか?多くの方が、病院で検査しても骨には異常がなかった。という状態で来院される方がほとんどであるように、要は壊れてはいないが肩こりや腰痛があるという状態に置かれている方が多い筈です。これらを通して伝えたいことは、専門性が違うということです。
国家資格である柔道整復師が在籍している接骨院だと私の症状は治る。という考えは大きな誤りであり、骨折や脱臼をしていれば受診する必要がありますが、そうではなく別の症状があるのであれば、残念ながらそこでは改善する治療は受けられません。保有資格専門外の治療を施すことは容認されていないのです。業種によって保有している資格の専門性を見分けることが肝心です。
【危険な治療があちこちで】

先ほどの説明を知ると、じゃあ自分の症状が少しでも楽になる施術をしてくれる治療家はどこにいるの?と思われることでしょう。ここでも業界的な話になりますが、治療院で一般的に行われている手技療法は国内での法制化がなされていないのです。つまり、白衣を着てお店を開けば誰にでもできてしまう職業なのです。なので、独学で学んで施術を提供している素人や短期で学べる学校で最低限の知識を得て開業している整体院などが数えきれないほどあるのが現状です。すると、専門教育を受けていない人が人間の体を施術すると当然事故を起こしてしまう可能性が高くなります。人間の体というのは、約200個の骨と約640個の筋肉が連なり、靭帯や腱、そして無数の神経が交差しており非常に複雑な構造にできております。これらを理解せずに施術を施し、実際にあちこちで事故が起きている事実があります。人体の構造を理解していれば絶対にしてはいけないと分かるような行為も知識がなければやりかねないのです。
これより私個人の考えですが、本来であれば正しい知識と技術を持った治療家がたくさん出てくるべきなのですが、行政や医師会などの表には見えない派閥により、真っ当に正しい学問を学ぶ行政機関が国内に存在しないのが現状です。その為、せっかくこの業界に魅力を感じて学ぼうとしている人材がいても、どこで正しい知識が学べるのか分からないのです。そのような人材を利用して、ビジネスへ展開させるような人たちも近年増えてきています。誰も正しい知識を得ていないまま、治療家が増えていく傾向にある為、トラブルの危険性が高くなるばかりです。そして、何より怖いのが治療家自身が間違った知識だという認識がないことです。認識がある状態で施術をするのは非常に悪質ですが、本人の認識がない状態だと予防の余地もありません。自身の行っている施術が誤っているどころか、正しいとすら思い込んでいるのですからこれ程恐ろしいことはありません。一刻も早く、治療家自身が気づくこと。また、お客様が知識を持つこと。そして、真っ当な治療家が増えること。そんな世の中になることを私たちは願います。
これより私個人の考えですが、本来であれば正しい知識と技術を持った治療家がたくさん出てくるべきなのですが、行政や医師会などの表には見えない派閥により、真っ当に正しい学問を学ぶ行政機関が国内に存在しないのが現状です。その為、せっかくこの業界に魅力を感じて学ぼうとしている人材がいても、どこで正しい知識が学べるのか分からないのです。そのような人材を利用して、ビジネスへ展開させるような人たちも近年増えてきています。誰も正しい知識を得ていないまま、治療家が増えていく傾向にある為、トラブルの危険性が高くなるばかりです。そして、何より怖いのが治療家自身が間違った知識だという認識がないことです。認識がある状態で施術をするのは非常に悪質ですが、本人の認識がない状態だと予防の余地もありません。自身の行っている施術が誤っているどころか、正しいとすら思い込んでいるのですからこれ程恐ろしいことはありません。一刻も早く、治療家自身が気づくこと。また、お客様が知識を持つこと。そして、真っ当な治療家が増えること。そんな世の中になることを私たちは願います。
【現状と野望】

たくさんの治療法がある中でカイロプラクティックという分野を聞かれたことがあると思います。カイロプラクティックとは、主に脊柱(背骨)や骨盤を調整し、人が動いている時、あるいは止まっている時に現れる機能障害や神経生理学的な作用とその異常を解明しようとする科学の一つの分野です。WHO(世界保健機構)では、カイロプラクティックは「代替医療」と位置付けられており、国際的ヘルスケアとして認められています。現在、世界90ヶ国以上に広まり約50ヶ国で法制化(国家資格化)されています。アメリカやヨーロッパ諸国では、資格制度なども法制化されており、正式な大学にて4200時間以上の教育を修了した後に学位が確立されています。残念ながら日本ではカイロプラクティックに対する教育や資格を規制する法律がありません。現在、わずかながら海外で専門教育を受けた国際基準のカイロプラクターは国内に約800名ほど在籍しているとされております。しかし、国内で「カイロプラクティック」の名称を看板やホームページなど様々なところで目にしませんか?実は、自らをカイロプラクターだと名乗っている治療家が約30,000名もの数いるようです。これが、海外と国内でのカイロプラクティックに対する価値観のギャップを生じさせているのだと考えます。
※当院の院長はオーストラリア州立マードック大学卒の国際基準カイロプラクターです。
これまで述べてきた、「危険な治療がたくさん」「専門教育を学ぶ行政機関がない」「世間の誤った認識」などが今の日本の現状です。しかし、専門の教育を学んだ正しい日本人治療家は、世界で類を見ないほどの貴重な存在なのです。つまり、技術面では古来より伝わる日本人特有の器用さを私たちは持っており、素晴らしいポテンシャルを秘めているのです。なので、この環境さえ変化すれば、私たち日本人は世界でも群を抜いた技術力を持ち、今より一人でも多くの国民を幸福へと導くことができるのです。その環境を変える為には、どうしても専門の教育を受けた正しい治療家が今より増える必要があります。その取り組みのひとつとして、「姿勢セラピスト専門学院」を当院は推奨しています。既にご理解いただいているように、この手技療法業界は今世の中に求められている魅力ある職種なのです。この記事を読んで、業界に興味をもって下さる方がいらっしゃれば、是非ともご検討ください。
※当院の院長はオーストラリア州立マードック大学卒の国際基準カイロプラクターです。
これまで述べてきた、「危険な治療がたくさん」「専門教育を学ぶ行政機関がない」「世間の誤った認識」などが今の日本の現状です。しかし、専門の教育を学んだ正しい日本人治療家は、世界で類を見ないほどの貴重な存在なのです。つまり、技術面では古来より伝わる日本人特有の器用さを私たちは持っており、素晴らしいポテンシャルを秘めているのです。なので、この環境さえ変化すれば、私たち日本人は世界でも群を抜いた技術力を持ち、今より一人でも多くの国民を幸福へと導くことができるのです。その環境を変える為には、どうしても専門の教育を受けた正しい治療家が今より増える必要があります。その取り組みのひとつとして、「姿勢セラピスト専門学院」を当院は推奨しています。既にご理解いただいているように、この手技療法業界は今世の中に求められている魅力ある職種なのです。この記事を読んで、業界に興味をもって下さる方がいらっしゃれば、是非ともご検討ください。
【まとめ】

時代の変化によって症状を持った患者数は増加しています。年々、需要が高まるこの業界ですが誤った方向に行きつつあります。実際に、年間の治療院の開業店舗数は伸びていますが1年以内での廃業率は95%にもなります。言ってしまえば、治らないから患者様は来ないのです。誤った施術でお客様を壊してしまうので、みんな来ないのです。治療家が増えることで、国民は不健康になっていっていると言えます。この状況を変える為には、私たちの発信力が求められると自負しております。治療に来ていただくビジネスばかりを思い描くのではなく、正しい知識をお一人お一人に伝えることを日々意識しています。そして、ここは大丈夫なのか、自分の身を預けていいのかと見極める能力がお客様自身に求められます。知識がないことが当たり前なお客様にとっては非常に難しい要求だと思いますが、それが自分の体を守るための最善策です。治療家とお客様の両者が意識していくと、少しずつ現状は変化していくのではと考えます。
”最後に”
当院は、整体院や整骨院とは異なり、対処療法ではなく科学的根拠に基づいた姿勢調整を行うことで、不調の改善と健康維持を目指す「健康支援センター」です。姿勢科学の分野をまだ知らない・自分に合ったケアがまだわからない方へ、早くこの手が届きますように!そんな思いで、日々活動しています。
”最後に”
当院は、整体院や整骨院とは異なり、対処療法ではなく科学的根拠に基づいた姿勢調整を行うことで、不調の改善と健康維持を目指す「健康支援センター」です。姿勢科学の分野をまだ知らない・自分に合ったケアがまだわからない方へ、早くこの手が届きますように!そんな思いで、日々活動しています。