#1【整体と何が違うの?”姿勢専門院”で症状が改善する理由】

年齢を重ねるごとに、「なんだか肩こりや腰痛がひどくなった」「写真や鏡で自分を見ると、猫背が気になる…」そんなお悩み、ありませんか?

特に30代以降から、仕事や家事、育児などで毎日が忙しく、気づかないうちに体に負担が蓄積されていきます。その中でも“姿勢”は、見た目の印象だけでなく、肩こり・腰痛・冷え・むくみなど、さまざまな不調の原因に。

昨今、数多くの整体や類似業種がある中で「どこに行けばよくなるの?」「姿勢専門院と整体はどう違うの?」などの声が多いので今回は、このような疑問を持たれている方へ「姿勢」「痛み」の関係性についてお話します。

【はじめに】

そもそも皆さんは、肩こりや腰痛などの症状を治す時に、なぜ骨格を矯正しようとするのでしょうか。逆を言えば、なぜ骨格を矯正すれば症状が変化するのでしょうか。

人間の体は無数の神経によってコントロールされています。神経は、内臓から指先まで体をくまなく支配しているだけに、ちょっとした圧迫が加えられるだけでその神経が担当する部位に異常をもたらします。これが「痛み」です。
病気といえば皆さんは、感染・ストレス・不摂生などその他色んな原因を考えられるだろうが、神経の圧迫に起因するものが多いということを多くの方がご存じありません。現代では、骨のズレ・神経の圧迫による「痛み」や「病気」が従来の要因を上回っているのです。

病気というものは、その原因を取り去らない限り決して治癒しないものです。痛みも同様です。神経圧迫による疾病であれば私たちの領域ですが、ガンであればその専門医でないと手が付けられません。要は、症状に対して最も的確な治療法・治療家をお客様が選ぶことが重要です。
方向を誤ってしまうと、どれほど通ったところで誤魔化しの療法しかうけられないので、いつまでも改善しないというのは、少し尖った言葉で言うと「お客様の間違った常識によるもの」とも言えると思います。

例えば、いくら初期のガンになったとしても、ガンにはガンに対する正しい対処の仕方というものがあるわけで、私たちが無理矢理にでもこれを治療しようとするのは大きな誤りです。同様に神経圧迫が原因の症状であれば私たちの出番です。
このようなことを見極めるのが本当の治療ではないのでしょうか。

【痛みは体のSOS】

「痛み」というのは放っておくと次第に無くなることがあります。
本来、正常な人にとって感覚とは敏感なもので体に異常が発生すると「おかしいですよ」と、サインを送ってくれます。このサインには色んな種類がありますが、そのひとつが「痛み」です。しかし、痛みというのは体にとって苦痛である為、長続きすると体の防衛作用が働いて痛みに慣れてきます。この時に、多くの人が治ったと勘違いをします。そしていつの間にか何事もなかったかのように忘れてしまいます。

せっかく異常が発生しているサインがあったのに、無視をすると次に色々な障害をもたらすことになります。最初に出てくるのは神経障害です。その為、末梢の部分(手足など体の末端の部位)で感覚に異常が現れ、常に痛みを伴い最後には麻痺するようになってしまします。この段階に来て、ようやく"治療をしなければ"と動き出す人がほどんどですが、一番最初の異常のサインを感じた時点で行動すれば、症状が大きくなる前に体への刺激も少なく回復できるのです。

【姿勢と痛みの関係性】

ここからが、皆さんの常識や発想にない部分になると思います。

これまでお話してきたように、人間の体というのは無数の神経によってコントロールされいるが神経支配とは別に"本能的な働き"があります。
例えば皆さんがトイレに行こうとする時、まずトイレに行くことを意識して脳から神経伝達の命令があって行動します。しかし、トイレに行くまでに右足を出して左手を出してなどを意識する人はいない筈です。これが神経命令と本能的動作の違いです。

人間は四つ足歩行の動物とは異なり、背骨が縦に連なり二足歩行の構造でできています。その為、四つ足歩行の動物と比較すると非常に不安定な構造なのです。それなのに、歩く・走る・ジャンプなど様々な動きができるということは、常に相当なバランスを取り続けて生きている生き物なのです。

先ほど例に挙げた、歩行時に右足を出した際に左手を出すという手足を交互に出す一連の動作はバランスをとる為の本能的動作なのです。これを「抗重力場作用」といい転ばないように常に重心点を自分の中心に移動させるという働きです。

さらに、私たちが生活している地球上には重力が存在する為、脊柱(背骨)には常に一定の"圧"がかかっています。仕事や家事など人それぞれに日々の習慣がある中で、転ばないようにバランスをとる為に体を傾けながら日々生活をすると、その体(背骨)に対して"圧"が蓄積していきます。すると、何かの拍子に神経を圧迫させるようになってしまい「痛み」へと繋がるわけです。

つまり、二足歩行の構造が正しければ(姿勢が正しければ)、「痛み」が起きることはないと考えられます。多くの人は日々の生活環境によって姿勢が悪化していく為、痛みを治す治療ではなく、姿勢を正しく修正する治療をすることによって結果として「痛み」がなくなるのです。

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【姿勢調整について】

【お客様の目的】

お客様は何を思って施術を受けますか?もちろん症状が改善しその後も健康な体が維持できる状態を望まれている筈です。
痛みは感覚の異常の一つですが、大抵の治療家は痛みだけを除こうとするのが現状です。痛みだけを除くような治療を「対処療法」といいますが、本当に痛みから開放されるためには、痛みを引き起こすもとになっている原因を除く以外にありません。

対処療法を受け続けるがゆえに本来の目的を忘れてしまっている人をよく見受けます。皆さんもこんな言葉をよく耳にしませんか?「行ったときだけ楽になる」「間隔が空くと痛みがでる」ご自身でもきっと分かっている筈なのに同じことを繰り返してお金と時間を無駄にしてしまっている方が多いようです。

要するに何らかのショックを与えると痛みというものは感覚的にマヒして消えます。身近な例だと、腰や肩を叩くことで痛みを軽減させるのと同じ理屈です。ここでしっかりと理解していただきたいことは、このような対処的な方法で痛みなどを取り除くことと、原因となっている神経の圧迫を取り除くこととは全くの別問題だということです。

【まとめ】

今回の内容は初耳な情報が多かったのではないでしょうか?

"二足歩行の構造(姿勢)が正しければ「痛み」が起きることはないと考えられる"これが答えだと思います。人間の体に起きる症状には、何かしらの原因があります。だからこそ、全ての治療には理論があります。なんとなくの治療ではなく、必ず理論に伴った治療を施す必要があります。

国内では整体関連の業界市場が大きくなっていってる一方、お店ごとに提供している知識や技術が異なったり業界として一貫性がないのが現状です。だからこそ、お客様側が正しい知識を身に付けて正しい店舗選びをすることで、お客様ご自身の健康への道分けになるのではないでしょうか。

”最後に”
当院は、整体院や整骨院とは異なり、対処療法ではなく科学的根拠に基づいた姿勢調整を行うことで、不調の改善と健康維持を目指す「健康支援センター」です。姿勢科学の分野をまだ知らない・自分に合ったケアがまだわからない方へ、早くこの手が届きますように!そんな思いで、日々活動しています。

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