子どもにとって姿勢は大変重要です。成長するうえで放っておいて姿勢不良になることはあっても、姿勢不良が自然に良くなることはありません。今のこどもの姿勢が悪ければ、数十年後の大人達の姿勢が当然悪くなります。今でこそ、世の中で姿勢不良が意識され出している最中ですが、数十年後には今よりはるかに多くの人々が姿勢不良になることが予測されています。だからこそ、今の子ども達に「姿勢」に対する正しい教育を行っていく必要があるのです。
【はじめに】

保護者の皆様へ、子どもに「よい姿勢をしなさい」と注意することがあると思います。では、逆に今よい姿勢をしてみてください。すると、胸を張って顎を引いて背筋をピーンとした姿勢を保たれることでしょう。さて、この状態をいつまで保つことができますか?1時間・12時間・24時間…、恐らくそんなに保てる人はいない筈です。よく、保護者の方たちに「子どもの姿勢を注意しても、その時は治すのですがまたすぐに悪い姿勢になって、困っているんです」と言われることがあります。大人のあなたにだって、良い姿勢を続けれないのにそれを子供にさせようとしても、それは酷なことです。
背筋を伸ばすというのは、姿勢の本質ではありません。背筋を伸ばす前のリラックスした状態が、その方の本来の姿勢です。また、常に自分にとっての正面・真っすぐで生活していますが第三者から「顔正面こっちだよ」「肩斜めになってるよ」など言われた経験はありませんか?自分にとっての真っすぐと人から見た真っすぐは違うことがほとんどです。以外にも自分で本当の真っすぐは分かりません。つまり、意識で姿勢を改善することは不可能なのです。
背筋を伸ばすというのは、姿勢の本質ではありません。背筋を伸ばす前のリラックスした状態が、その方の本来の姿勢です。また、常に自分にとっての正面・真っすぐで生活していますが第三者から「顔正面こっちだよ」「肩斜めになってるよ」など言われた経験はありませんか?自分にとっての真っすぐと人から見た真っすぐは違うことがほとんどです。以外にも自分で本当の真っすぐは分かりません。つまり、意識で姿勢を改善することは不可能なのです。
【そもそも良い姿勢とは】

「姿勢を良くするためには何をしたらいいですか?」という質問をよく受けます。では、姿勢は何でできているかご存じですか?椅子や机の高さ・筋肉・骨・靭帯・皮膚・根性など様々な考え方があると思いますが、基本的には「筋肉」と「骨格」によって姿勢ができています。であれば、姿勢をよくしようと思えば「筋肉」と「骨格」を良い状態にする必要があります。「この運動をすれば姿勢がよくなります」とよく言われたりしますが、運動をして筋肉をつけたとしても骨格が正常でなければ、良い姿勢にはなり得ない為、この理論について正しいとは思えません。
人間の体には筋肉が約600程、骨は約200個程あります。この200個の骨の中でとりわけ姿勢について関係する部分に「脊柱」という部分があります。いわゆる背骨です。この脊柱を一本の骨だと思っている方も多いようですが、実は違ってひとつひとつの「椎骨」という小さな骨が積み木のように24個積み重なってできています。それぞれに形と役割が異なっていることで、人間の複雑な動きを可能にしているのです。この脊柱が人間の姿勢の基本的な部分であり、背骨の位置がおかしくなると、姿勢不良は顕著に現れます。
背骨はカーブしており「生理弯曲」といいますが、英語のSの字のような形をしているので「S字カーブ」ともいいます。このカーブは重力の負担を効率よく軽減する為にあります。この弯曲は人によっての違いはなく、DNAという体の設計図で決められているので人間はみんな同じカーブを持っているのです。人間は元々猿人から始めり、手を地面についた状態の四つ足歩行をとっていました。時代の変化とともに猿人が進化の過程で立ち上がって二足歩行になり、今のような生理弯曲が成形されたのです。
※ちなみに肋骨(あばら骨)が上から徐々に横に開いているのもこの為です。
人間の体には筋肉が約600程、骨は約200個程あります。この200個の骨の中でとりわけ姿勢について関係する部分に「脊柱」という部分があります。いわゆる背骨です。この脊柱を一本の骨だと思っている方も多いようですが、実は違ってひとつひとつの「椎骨」という小さな骨が積み木のように24個積み重なってできています。それぞれに形と役割が異なっていることで、人間の複雑な動きを可能にしているのです。この脊柱が人間の姿勢の基本的な部分であり、背骨の位置がおかしくなると、姿勢不良は顕著に現れます。
背骨はカーブしており「生理弯曲」といいますが、英語のSの字のような形をしているので「S字カーブ」ともいいます。このカーブは重力の負担を効率よく軽減する為にあります。この弯曲は人によっての違いはなく、DNAという体の設計図で決められているので人間はみんな同じカーブを持っているのです。人間は元々猿人から始めり、手を地面についた状態の四つ足歩行をとっていました。時代の変化とともに猿人が進化の過程で立ち上がって二足歩行になり、今のような生理弯曲が成形されたのです。
※ちなみに肋骨(あばら骨)が上から徐々に横に開いているのもこの為です。
【姿勢と痛みの関係性】

「姿勢」と聞くと世間一般的には、見た目の面で特に美容的なイメージを持たれると思います。しかし、姿勢と体の健康というのは、すごく密接な関係があって"姿勢の歪み"と"体の痛み"とは、切っても切れない関係があるのです。例えば、腰が曲がっている人を見ると「腰が痛そうだな」とか、膝が曲がっている人を見ると「膝が痛そうだな」って思いませんか?このように、人は潜在的に姿勢が歪むと体が痛くなると思っているのです。ではなぜ、姿勢が歪むと腰痛など体が痛くなるのでしょうか。
姿勢について語るとき、「骨のズレ」についても知っておいていただきたいと思います。巷でよく耳にすると思いますが、姿勢がねじれていくと骨と骨が連結する関節の動きに引っ掛かりが生じて、元の位置に戻れなくなった状態になります。つまり良い姿勢だと、関節は正常な可動域内で最大に運動できますが、姿勢がねじれると、関節が動ける範囲が狭くなり、スムーズに動けなくなって、関節の可動域が減少します。また、骨をゴキっと動かそうとしますが、骨は何cmもズレたりすることはなく、数㎜程度のものです。
先程の、なぜ姿勢が歪むと体が痛くなるのかの問いに対してですが、答えは「神経」に影響が出るからです。神経は脳から背骨の中の椎間孔という空洞を通って、内臓や指先へとめぐり体をコントロールしています。神経はそれぞれ決まった場所から出入りしており、それぞれの神経の担当している体の部位の脳に送ったり、脳からの指令を体に伝えています。姿勢が歪むと背骨もねじれて、これらの神経の通り道をふさがれたり、狭くなったりすることで神経を刺激します。これを神経の圧迫といい、神経が支配する体の部位に異変(痛み)がおこるのです。
姿勢について語るとき、「骨のズレ」についても知っておいていただきたいと思います。巷でよく耳にすると思いますが、姿勢がねじれていくと骨と骨が連結する関節の動きに引っ掛かりが生じて、元の位置に戻れなくなった状態になります。つまり良い姿勢だと、関節は正常な可動域内で最大に運動できますが、姿勢がねじれると、関節が動ける範囲が狭くなり、スムーズに動けなくなって、関節の可動域が減少します。また、骨をゴキっと動かそうとしますが、骨は何cmもズレたりすることはなく、数㎜程度のものです。
先程の、なぜ姿勢が歪むと体が痛くなるのかの問いに対してですが、答えは「神経」に影響が出るからです。神経は脳から背骨の中の椎間孔という空洞を通って、内臓や指先へとめぐり体をコントロールしています。神経はそれぞれ決まった場所から出入りしており、それぞれの神経の担当している体の部位の脳に送ったり、脳からの指令を体に伝えています。姿勢が歪むと背骨もねじれて、これらの神経の通り道をふさがれたり、狭くなったりすることで神経を刺激します。これを神経の圧迫といい、神経が支配する体の部位に異変(痛み)がおこるのです。
【子どもの不調の原因は姿勢にあるかも】

近年、運動神経が悪い子どもが多いようです。実際に自分の子どもの運動神経の悪さを相談されたこともあります。運動神経と聞くと、運動神経が良いとか悪いとか、走るのが速いとか遅いとかを想像されると思いますが、そうではなく、運動神経は脳からの命令を受けて筋肉を働かせます。神経系が圧迫されると運動の機能が低下します。例えば、首で神経圧迫が起こると、手の握力が落ちたり指先の動きが悪くなったり、腰で神経圧迫が起こると、足が思うように上がらないなどの歩行困難にも影響します。これらは老化で起こるのではなく、運動神経の機能低下です。物を落としやすい・よくつまずく・転びやすいなどがある方は、姿勢の歪みが長年放置されている可能性があります。なので、子どもにも若年層にも、十分に起こり得ます。
「頭が重い」「イライラする」「体がだるい」「よく眠れない」など病気じゃないけど何となく調子が悪いという子どもも多いようです。そのような状態を、よく「自律神経失調症」と呼ばれます。自律神経は、手足などを動かす運動神経とは違って、人の意思では動かせないもので、循環・呼吸・消化・体温調節・代謝などのような機能をコントロールし、人間が正常に暮らすための重要な働きを担っています。特に内臓は絶対的な支配を受けています。姿勢が歪み・ねじれることで自律神経を支配している部分が圧迫されると、当然精神的なコントロールが正常に出来なくなります。
「頭が重い」「イライラする」「体がだるい」「よく眠れない」など病気じゃないけど何となく調子が悪いという子どもも多いようです。そのような状態を、よく「自律神経失調症」と呼ばれます。自律神経は、手足などを動かす運動神経とは違って、人の意思では動かせないもので、循環・呼吸・消化・体温調節・代謝などのような機能をコントロールし、人間が正常に暮らすための重要な働きを担っています。特に内臓は絶対的な支配を受けています。姿勢が歪み・ねじれることで自律神経を支配している部分が圧迫されると、当然精神的なコントロールが正常に出来なくなります。
【まとめ】

大人こども関係なく、人が豊かに生きるための一つに、「健康」というものが必要です。人生100年時代になったからこそ欠かせない要素であると思います。近年ようやく、健康を害して治療ではなく、健康であり続けるために予防やケアをする時代になりつつあります。そこに私たちは考え方や行動をシフトしていかなくてはなりません。姿勢不良は、寝たきりや介護を要する人口を増やします。なので、子どものときから姿勢について教育を行っていただくことは、社会を大きく変えていくことになります。
姿勢科学は非常に奥深く、この先もまだまだ研究が進み、エビデンスも増え、ますます進歩を遂げていくことと思います。姿勢の良い子ども達が当たり前にたくさんいる世の中になったら、大人たちが姿勢の正しい知識を身に着け、子ども達へ伝えていき、姿勢科学が広まっている未来になっていくでしょう。私共は、そのような社会の未来を心から願いながらお一人お一人に、これからも伝え続けようと思います。
”最後に”
当院は、整体院や整骨院とは異なり、対処療法ではなく科学的根拠に基づいた姿勢調整を行うことで、不調の改善と健康維持を目指す「健康支援センター」です。姿勢科学の分野をまだ知らない・自分に合ったケアがまだわからない方へ、早くこの手が届きますように!そんな思いで、日々活動しています。
↓詳細はこちら
姿勢科学は非常に奥深く、この先もまだまだ研究が進み、エビデンスも増え、ますます進歩を遂げていくことと思います。姿勢の良い子ども達が当たり前にたくさんいる世の中になったら、大人たちが姿勢の正しい知識を身に着け、子ども達へ伝えていき、姿勢科学が広まっている未来になっていくでしょう。私共は、そのような社会の未来を心から願いながらお一人お一人に、これからも伝え続けようと思います。
”最後に”
当院は、整体院や整骨院とは異なり、対処療法ではなく科学的根拠に基づいた姿勢調整を行うことで、不調の改善と健康維持を目指す「健康支援センター」です。姿勢科学の分野をまだ知らない・自分に合ったケアがまだわからない方へ、早くこの手が届きますように!そんな思いで、日々活動しています。
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